ここでは、特殊車両通行許可申請に係る用語の解説をしていきます。記事中で解説済みのものも出てくるかと思いますがご容赦ください。
移動式クレーン
動力をもって荷をつり上げ、これを水平に運搬することを目的とする機械装置を移動式クレーンといいます。自走クレーンとも言います。
主に建築工事などで使うもので、様々な種類がありますが、特車申請においてはトラッククレーン、ホイールクレーン、ラフテレーンクレーン等があります。
大型車誘導区間
その名の通り特殊車両に限らず、大型車を通行する経路として推奨している区間です。この区間に大型車を誘導して走らせるために定めています。基本的に高速道路・直轄国道、主要な港湾・空港・鉄道貨物駅を結ぶ地方管理道路は大型車誘導区間として指定されています。
重さ指定道路
道路の構造上支障がないと認めて指定された道路で通常よりも総重量の重い車両が通行することを想定している道路です。一般的制限値が20トンなのに対し、最大で25トンまで許容されます。(幅、長さ、高さの最高限度は一般的制限値と同じ)